ゆきのしんです。
各種ハラスメントみたいなことって、子どものいじめと同じで、よくあります。
子どものいじめよりも表面化しにくい…、と感じてます。
誰もが、自分でも気づかぬところに心の痛みを持っていて、その痛みにヒットする出来事が起きると深く傷つきます。
予測は不可能です。
だから出来る限り傷つけないように生きたい、と常々思っています。
それでも人は傷つけたり傷ついたりします。
でもやっぱり出来るだけ防ぎたい。
今日は、傷ついた方、傷ついた人に出会った方にお伝えします。
「そんなに気にしなくてもいいのに・・・」
それは無理です。
もうすでに歯が痛いのに ” 気にするな ” と言っているようなものです。
「はやく気にならなくなるといいね」とか「話してくれてありがとう」とか。
心からのいたわりを伝えたら、傷ついた方の痛みが和らぐかもしれません。
そしたら少し安心して、更に深い思いを話してくれるかもしれません。
葛藤に苦しむ姿をみせてくれたら「あなたは悪くないよ」と教えてあげてください。
そして一緒に本気で叫でやりましょうぜ!
”いたいの、いたいの、飛んでいけー!”
心の痛みはなかなか消えません
だから、意地悪も各種ハラスメントも、絶対にやってはいけないのです。
受取り側の認知の問題だ、という意見も理解します。
故意ではないという意見も理解します。
いろんな見解が飛び交います。
完全に防ぐことは出来ませんが、「やってはいけない理由を心で理解し決めておく」ことには意味があると思います。
私自身は、心の傷は想像以上に癒しにくいことを知っているので「気を配る必要がある」「やってはいけない」と決めています。
あなた自身の「やってはいけない」理由を明確に持つことをおすすめします。
傷ついたあなたへ
今からでも遅くはありません。
話せる相手、機会があれば、少しでも、話してください。
あなたの心は必ず変化して、先に進みます。
これからも傷つくことは避けられないし傷跡は残るけれど、消えない痛みはありません。
でも、
話せない気持ちはすごくすごくよくわかります。
あなたが傷ついていればいるほど、優しければ優しいほど話せないかもしれません。
報復されそうで怖い…
(そのとき恐怖を感じたから、今もずっと怖いのです)
誰に何を思うわれるか怖い…
自分の考えすぎかもしれない…
でも、
あなたが苦しんでいる。あなたが辛い思いをしている。
それがすべてです。
あなたがまだ苦しんでいるなら、それほどの出来事だったのです。
あなたが悪かったのではなく、あなたが気にし過ぎなのではなく、
それほどの事が起きた、のです。
もし私が今、あなたから話を聞いたとしたら、
きっと私も、どうしたらよいか分からないと思います。
一緒に困るだけかもしれません。
でも、話してほしいと思います。
なんだか分からないけど辛そうなあなたを見ているより、私はずっと楽になります。
大事に至る前に
恐怖心等の衝撃を伴う体験の場合、ショックにより論理思考力・判断力が低下し、一時的なショックが長期的なショック・トラウマ(心の傷)になりやすいといいます。
例えば、家庭内で辛い目にあっている子どもは、保護されても自ら体験を話すことが難しいといいます。
それは、いずれ一緒に暮らすであろう家族だからです。
組織でも同じようなことが言えると思います。
まさか…のショックと、今後も関係性が続くが故の苦しみです。
大変難しい問題です。
なので、嫌な気持ちや恐怖を感じたら出来る限りすぐに、近しい人(できれば同僚)に話すことです。
直ぐに話したら、良くも悪くも「愚痴」レベルに留めることが出来ます。
「そんなことがあったの!ダメじゃん!良くないじゃん!」等言われることでショックが和らぎ、冷静に客観視しやすくなります。
脳で記憶として固定化されるには72時間かかるという説があります。
トラウマ化する前に、
一人で抱え込んで問題が見えにくくなる前に、
複雑化する前に、
近くの方に「嫌なことがあった」と話すことを覚えておいてください。
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