いじわるモンスターのおはなし

ハッピーハロウィン!
今日はいじわるモンスターのおはなしだよ。

ーーーーーーー

いじわるモンスターは君がきちんと食べ物を与えていれば暴れないよ。
君のも分け与えてあげたらすごく喜んでくれる。
でも時々、こんなの要らないって不機嫌になるから…いつも気づかってあげないといけないんだ。

いじわるモンスターは一緒に遊んでくれるし、悩みも聞いてくれる。
そう、なぜか悩みを相談しなきゃって気持ちになるんだ。
自分の弱さを見せなきゃ、ってね。
いじわるモンスターは僕の持ち物にも弱みにも興味津々なんだ。

僕を守りたいのかな?
僕はずっとそう思ってたんだ。

いじわるモンスターは僕に色々してくれるよ。
でもさ。たまには他の友達とも遊びたいし、好きなもの食べたいよね?
楽しいことも沢山あるし!

でもさ…。
いじわるモンスターから離れるときは、本当に気をつけるんだよ。

怒って暴れるかって!?
そんなの単なる不機嫌の主張に過ぎないから直ぐにおさまるよ。
怒るのって疲れるから長くは続かないんだって。

いじわるモンスターはね、僕にいつも「大変だね」って言ってくれる。
だから、僕がいないところでは他の人に「彼は大変なんだよ、心配だ」ってわざわざ言ってくれるんだ。

最初は全然分からなかった。
でも、いじわるモンスターが僕のことを話せば話すほど、僕はとても窮屈な気分になった。
僕ってそんなに大変だったっけ?

なんかヘンだ!
いじわるモンスターは心配している人、僕は心配されている人になってる!

僕は気づいたんだ。
いじわるモンスターのすごいところは「僕が大変そうで心配」ってことを言われたら一番心配しそうな人に言うところなんだ。

例えば僕の母さんが「あなたの息子さん、実は大変なんだよ。こう言ってたよ・・・」って言われたとしたら?

母さん、すごく心配するよね。
僕が言えなくて苦しんでるって、辛くなったり自分を責めたりしそうだよね。
でも母さんはいじわるモンスターより僕のことを理解してくれてるから、直ぐに僕に「大丈夫?」って尋ねてくれるから僕も「なんのこと?大丈夫だよ」って訂正できる。

でもさ。
これが僕がまだ仲良くなっていない友達や先生や監督なら大変なことになる!
目をつけられたり、レギュラー外されたり・・・

集団生活する動物って、弱った個体を集団維持のために排除するだろ?
僕、それと同じだと思うんだ。
実際に僕が弱ってなくても「大変そう」ってウワサを聞いたら弱ったように見えて排除したくなるのが人間の脳・心だと思うんだ。

子どものいじめで「病気がうつる!」とか言うだろ。
あれって本能だよね。
「あいつは人と違ってる・病気かもしれない・うつるから排除しろ」
正当防衛ってやつだ。

チームの監督なら尚更。
僕を弱らせた罪悪感とか、他メンバーの気持ちとか考えなきゃいけないだろ。
人間の脳・心って面倒くさがりだし、都合が悪いものは見たくないんだって。

弱者を遠ざけるのは生き残るための本能ってやつだから仕方ないんだ。

ーーー

ずっとそう思ってた。
でも、本当に本当に大切なものや人が壊されかけた時、僕は決めたんだ。

僕は自分の弱さに勝つ。
いじわるモンスターの侵入を許した自分の弱さに勝つ。

 

人と人の間には、いじわるモンスターが生まれることがある。
僕の中にもいじわるの卵はある。
誰かを傷つけずに生きることは出来ないし、間違いはたくさんある。

だから、
目・耳・心を澄まして、出来る限り沢山のことを理解出来る大人になることが大切だ。
出来事も考えも気持ちも。
色んな角度から色んな感性で捉え続けるんだ。
真実なんて、どんどん変化していくから。
僕も君もどんどん変化していくから。

 

僕も沢山の人のいじわるモンスターになってきたと思う。

僕は自分のいじわるモンスターを制御できていない。
これからも失敗して誰かを傷つけるだろう。
他のモンスターに攻撃されることもあるだろう。

でもやっぱり、無理かもしれないけれど、誰も傷つけずに生きていきたい。

到底無理かもしれないけれど、僕はもう諦めずに生きていける。
だって、君も僕もみんな同じなんだって分かったから。

ーーーーーーー

以上、Trick or Treat!食べ物くれないとイジワルしちゃうぞ!のモンスターのお話でした!

シェアは正義だよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

アバター

看護系大学卒業後、看護師・保健師として従事し独立。現在はIT・アパレル系中小企業にてカウンセリングを中心に活動中。特技は心身の不具合を見つけること、趣味は女子トーク、チャームポイントは秘めた母性です!