「カウンセリングってどうやってるんですか?」への答え<その3>特技を超特技にする

シリーズファイナルゆきのしんです。

<その1>で話の導入、<その2>で得意領域の探し方をお伝えしました。

(言いにくいのですが)汎用性高いコツは出し尽くしてしまったので、
<その3>では私がコツを得るに至った経緯をご紹介します。

 

(カミングアウトさせ力+想像力)

小さい頃からやたらとカミングアウトされます。
これ、理由は全然わかりません。
なので大抵のカミングアウトには驚きません。
(ごく稀に、素で奇抜さ全開!の人物に出会うと、そりゃぁもう心躍りサイコーに憧れます!)

そして、こういうお仕事をしていると共感力があるように思われます。
でも多分、ないです。
もし私に共感力があるとしたら、私への好意・敵意を的確に察して適切な対応をして適切な人生が歩めていたはずです…
(詳しくは聞かないでください)

脳科学における人間に明確な共感性はないという説に私は大変共感します。

私がお仕事で駆使してきたのは共感力ではなく、想像力です。

最初の10年位は、相談者の語るストーリーの中に入り、想像力を駆使して推測・分析・予測をして共感(というか理解)していました。
それが結果的に相談者に最も感謝される方法だったのです。

ただこれ、疑似体験みたいになるのでやたらと疲れます。
子どもが生まれて余裕がなくなり、この方法では自分が破綻する危機を感じ、その対応策として心理を学びはじめました。

 

(根性 + 洞察力)

その中で最も有効活用できたのは「自分の内面を相手に投影している」という捉え方です。
(スピ系では「鏡の法則」とか言いますね)

これを知ってから、地道な研究の日々が始まりました。
カウンセリングに限らず、日常会話でも可能な限り、以下のプロセスを繰り返し実践しました。

1.相手の話を聴く
2.想像力を駆使して仮説を立てる
3.相手に自身の仮説を伝える
4.相手の現実と自身の想像(誤解)を並べ、相違を明確にする
5.誤解を排除し、相談を完了させる
6.その後、洞察力のある領域と誤解のパターンを振り返り、腑に落とす

これをひたすら繰り返して7年目。
ついに、感覚的にですが「誤解より洞察力が勝ってきたかも…」と感じた日がありました。
その日の感動は今でも覚えています。

そんなわけで

(カミングアウトさせ力 + 想像力)×(根性 + 洞察力 × 想像力の弊害である誤解)
  = カウンセリング占有率90%オンナ

が完成しました。

 特技 × 必要な技 × 特技が過度になった際の弱点 = 超特技

弱点は引き算ではなくて掛け算にします。
なんかそんな気がします。

 

洞察を深めてくれた言葉

この人間ヲタクな探求の道の途中で、内なる転機を与えてくれた言葉があります。

1つ目は尊敬する精神科医からの言葉。

「あなたが見ている世界はおそらく当たっている。
患者さんは言葉にしなくても理解してもらえるから居るだけで楽になるだろう。
でも、今のやり方ではあなたが潰れる」
「相談者自身が認知していないのであれば、あなたがそれを伝えることは相当なリスクがある」

それから、育休から復帰後、中途半端にやるなら仕事辞めろ、とも言われました。
これは本当にごもっとも。

2つ目は心理系の恩師の言葉。
「あなたは必要があって隠してきたのだろうけど、そろそろ自分の繊細さに気づけるといいわね」
「あなたは日常の些細なことに感動して話してくれる。それは才能よ」

お二人とも、強く優しい女性です。

当時はこの言葉が方向性を示してくれました。
今は、日々少しずつブレていく道を軌道修正してくれる言葉です。

皆さんもこれからますます、素敵な人や言葉に出会っていかれますように!

シェアは正義だよ。

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ABOUTこの記事をかいた人

看護系大学卒業後、看護師・保健師として従事し独立。現在はIT・アパレル系中小企業にてカウンセリングを中心に活動中。特技は心身の不具合を見つけること、趣味は女子トーク、チャームポイントは秘めた母性です!