ゆきのしんです。
<その1>で話のきっかけのコツをお伝えしました。
ではその次です。
今回は「だけど、その後が難しいんですけど…」と仰るリーダーさんへご質問です。
「何を話してほしいですか?」
特にマネジメント職の場合、
自分が相手に何を話してほしいのか、自分が何を知りたいのかを
普段から抽象度の高い言葉で明確にしておくことをおすすめします。
ーー 私の場合 ーー
私は対象者にとっては組織外の人間です。
内部の方とよりも非具体的になりがちなので、話題は業務以外のことにも派生します。
その上で私が「人の心の移り変わり・原因と結果の間にある曖昧さ」にとても興味があるので、相談者が結論が出せないでいる話を自然と引き出しています。
結論の出ない話は、組織内では話しにくいのですが、むしろ私は好みます。
しかも興味があるので自然と一切否定しない上に、得意領域なのでサポートできる確率が高いのです。
そんなわけで ” 移ろいゆく曖昧なこと ”。
これが私が常に持っている私が話してほしいことです。
「興味あること=人よりちょっと得意=サポートできる領域」
話してほしいことが明確になるまでは、少し時間と手間がかかるかもしれません。
コミュニケーションにおいて興味ある領域がまだ掴めていない場合は、以下の方法をおすすめします。
1.「何をサポートできるのか見つけたいので、協力してほしい」と相手に伝えます
2.相手がその時に話したいことを話してもらいます
3.あなたは全力で手あたり次第にサポートします
4.どの部分が役立ったのかのフィードバックを必ずもらってください
この体験の蓄積が、あなたの得意分野を明確にしていきます。
「話の最中、相手に自分を判断してもらうために、自分では良し悪しを判断せず、思いつく手だてをすべて出す」のがコツです。
続けていたら必ず得意分野が明確になり、言動が自動化され、顔を合わせただけで「以心伝心ゾーン」に入ります(たぶん)。
そうしたら、興味あることの情報がバンバン入ってくる上に、なんか喜ばれます(ぜったい)。
めちゃくちゃ楽しいですよ!
そんなわけで、<その3>に続きます。
コメントを残す